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鳥インフルエンザで中国政府が公表する感染者数は全く信憑性が無いのはなぜか? [鳥インフルエンザ 中国]

鳥インフルエンザの感染者数/死亡者数
が連日、中国のネットでも流されている。

しかしながら、現場にいる者達に取っては
この数字ほど当てにならないものは無いと
飽きれがられている。

それはなぜか?
余りにも簡単な理由がそこにはある。
中国の病院に行ってみればそこに答えがある。



写真のようにセンセーショナルな
先端医療っぽい治療など、そこには到底無い。


中国の医療のシステムは、
一言で言ったら、
『貧乏人は死ね!』、
と言う事だから…



事実、全ての治療に必用な
例えば、注射、点滴、
例え一刻を争う時にも

料金は前払いなのだ。。。



お金が無くって病院内で
倒れて死にそうになっている方を
何回も見た。



だから、インフルエンザの症状が
出たとしても、貧乏人は病院に
さえ行けない…



それよりも、もっと驚嘆の事実がある。

2歳半の女の子が、
耳を痛がるので病院に行った。

病院では、顕微鏡のような設備で
鼓膜周辺を観察したがよく見えない…

そこで、一生耳が聞こえなくなる
可能性がありますよ、
と脅してMRIを取らせた・・・

MRIとはマグネッチックリゾナンス
イメージングの略。

磁石をぶん回して、
体の内部を透視するドーム型の設備。



この設備、異常に高い。

2歳半の女の子が、
ドームに長時間動かないで
いれる訳が無い


そこで全身麻酔、、、


このデタラメな医療が、
口1000万人に迫る
郊外都市の国立病院で
平然と行われている、、、


しかもそれが児童専門病院。


ありえない、、、



その病院に知人がいるのと、

中耳炎による鼓膜の損傷が
日本では顕微鏡による目視観察で
確認出来ている事をたまたま知って
いたのでその知人に尋ねてみた。


ぁ~あれ、そうそう、
鼓膜の異常なんか顕微鏡で
分かるんだけれども、

新しく購入したMRI設備を
稼働させなきゃあ、
いけないでしょ。
ノルマがあるからねぇ~』、
って軽く言われてしまった。


身麻酔も、MRIによる
被ばくも小さい子には
悪いってのは知ってる
けれどもさぁ~』、、、、


これが中国の児童専門病院
の現場なのだ。

保険が適用にならない検査では、
それこそ、一か月分の給料が
一撃でぶっとぶほどの費用がかかる。

ごった返す患者さんたち。


あなたも、自分の子供が病気に

なったら心配なように、
中国の普通に一般の方も
同じように全てを投げ打つ覚悟で
病院に飛び込んでいく。



こんなデタラメな医療現場。
医者にモラルがあるなんて、
とても思えない。


はっきり言って、こんな事は日常茶飯事。


信頼出来るドクターの
知り合いがいなければ、
弱みにつけこまれて

貧乏人はますます
貧乏になるように出来ている。



話がそれてしまったが、こんなお粗末なモラルの
医療機関に到底、鳥インフルエンザの
正確な数など把握できるはずも無い。


それよりも、
高熱が出ても、
病院に行かない、
いや、医療費負担が厳しくて行けない
家庭も多い。


とりわけ、
農村部では
その傾向が強い。



かつてのSARSの時には
政府がらみで
感染者数を割り引いて発表するなど、

その作為的な数値の作りこみは
世界中の笑いものになった事は
記憶に新しい。



今回の鳥インフルエンザでは
新型鳥インフルエンザであろうと、
なかろうと、そんな事は現場では
重要では無い。


高熱が出たら病院に行く。
タミフルを処方する。
これだけの話なのだ。


それが何型だとかを議論する暇など
ごった返した病院であろう筈も
無く、北京が指導したら渋々と

帳尻を合わすような検体提出を
するに留まる都市部。




それよりも、
問題は農村部だ。
実態の把握のしようが無い。

今、上海から内陸の方に横滑りに
拡大している鳥インフルエンザであるが、
最も懸念するべくは、農村部での
取り返しのつかないような大量発生だろう。



中国政府の公表する数字の
何十倍もの感染者が
その数字のに入ると思って
イイと考える。


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